ぬるぬるキャンプ ♨

「2019年1発目のキャンプはゲンを担ぐ必要があるだろう」と考え目の前にドドーンと富士山を構える、ふもとっぱらにやってきた。

会社で暇そうにしているT山さんに声をかけたところ快諾。

酒と美味いツマミのためならばどこへでも出張するようです。

「冬キャン侮ったキャンパー、氷漬けで発見！」と朝刊の見出しを飾るのも面白いんですが、そうなると誘ったワタシにまで非難が及ぶ。。。

「とりあえず毛布から何から持ってきてー」と指示を出しておきました。

あとは北国育ちのT山さんの生命力を信じるしかありませんな。

チラホラと雪が残る場内ですが、風もなく穏やかな1日でベストコンディションといっても過言ではないふもとっぱら 。

スタットレスに履き替えると雪道を走りたくなる衝動にかられます。

でもノーマルタイヤでも問題ないくらい暖かかった。

富士山を目の前にとりあえずビールで乾杯。



今年初のストーブに火入れ。

T山さんを無事に家に戻すという裏ミッションを遂行するために、ものすごい量の薪を持参。

問題は夜寝た後なんだよなー。。。



家に転がっていたミートソースとナポリタンを持ってきていたので、それで簡単昼飯。

一服した後、1人ブラリと散歩に出かけます。



なんか作ってますねー。

食堂系かな？それとも風呂かな？

ふもとっぱらには無料の風呂がありますが、入ったことありません。



暖かいとはいえ池の水はご覧の通り。

氷に映った逆さ富士を収めたかったのですが。。。

散歩から戻るとT山さんはすっかり出来上がっていた。

ふむふむ、これは事件な予感がする

人も少なく静かでのんびり過ごすことができる冬キャンの魅力をT山さんもわかってくれたようです。

2幕目のテント検討、ソロキャンデビューなど色々考えているそう。

ちなみにTO-Yさんをお誘いしたところ「冗談だろ。。。？」と一蹴されました。

またスーツ姿で登場して欲しかったが残念（笑）

まぁ楽チン快適なダラダラを追求するその姿勢もまた良しでしょう。



冬は日が暮れるのが早い。

すっかり酔っ払って気づくとあたりはだいぶ暗くなっていた。

ピルツの中で晩飯の準備を開始。



T山さんがモミモミしたタンドリーチキン。

お手軽でめちゃウマっす。



アサリの酒蒸しとテキトーな具材をブッ込んだ鍋で更に酒はすすみ最後は熱燗まで！

外に出てみると都心部では到底見ることのできない満天の星空を拝むことができた。

OM-D E-M1 Mk2で初の撮影を試みるつもりだったが、ここまで酔っ払うと億劫だし寒さにも耐えられなくなってしまう。

今回は（も）潔く諦め、この夜空を独り占めすることにしよう。

あ、隣にフラフラのおっさんもいたんだ。。。

「星がすげぇーよぉぉ〜！」と騒いでいます

それが空気の澄んだ冬キャンの醍醐味ですから。



寝る直前までビールを離さないT山さん（笑）

寝袋に毛布と湯たんぽを突っ込んで準備万端。

ストーブにたっぷりの薪をくべて火力を調整しても、その暖房効果は3時間後くらいには完全に切れる。

1度寒さで目覚め補充するのだが、結局朝までT山さんが起きることはなかった。

やはりT山さん1人では朝刊見出し決定ですな。。。



寒かったとはいえ、氷点下5度くらいで快適でしたね。



「我に秘策あり！」と言わんばかりにストーブの前で何やら作っているT山さん。

昨晩は気持ちよく寝られたそうでよかったです。



たっぷりのネギとニンニク生姜で鰹のタタキを頂く。

高知市のひろめ市場で食べた本場のタタキは温かく口に入れた瞬間に藁の香りと鰹の風味が広がっていき一同感動を覚えた。

これはスーパーで買った炭焼き鰹。

市場で食べたものに比べると敵わないものの、それでも富士山の麓で食べるレベルとしては最上級のホカホカ鰹でした。

キャンプで藁焼きすると息巻いているT山さん。

確かに自宅ではできませんものね。



自宅を出る前に弟から「ふもとっぱら行くならコレ持ってけばー？」と渡された熊本土産の馬刺し。

このあたりはさすが同じキャンパーの考えること。

馬刺しで有名な精肉店に寄ってキャンプ場に入ろうと予定していたのも、見透かされていたようです（汗）

とっくん、ありがとう！

思いほか豪華の朝食となった。



T山さんの食とビールの量は朝から全開。

もう呆れるを通り越して見ていても気持ち良い。



風が少し強くなったのでテントの中で残りの薪を燃やし尽くしてお昼過ぎまでダラダラと過ごします。



富士山またくるぜい！



そしてこの男はいつまで飲み続けるのか！？

帰りのコンビニで買ったビールを車内でプシュッとやられて「流石だな。。。」と思ってしまうジブンもどうかしてると思いますが。。。

年明け1発目の飲み会キャンプはやはりいつもと変わらないぬるぬるキャンプでした。








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