ぬるぬるキャンプ ♨

平日に連休が取れたので伊豆七島の三宅島へ、初上陸。

久しぶりの島ソロ釣りキャン弾丸ツアーを決行してきました。

潮の動きは正直良くない。というか悪い。。。

しかし低所得サラリーマンが休みなど自由に取れるわけもなく、魚のご機嫌伺っている場合ではないので選択の余地はなしです。

釣果はあまり期待できないので地元スーパーで買った焼きそばパンを頬張りながら、ぬるりとした海風に吹かれボケ〜っとしてきました。

22時半、竹芝桟橋から橘丸に乗船。

大型客船橘丸の航路は三宅島、御蔵島、八丈島になりますが、エントランスにいた釣り客は大島、式根島、神津島のさるびあ丸に乗っていく。

三宅島行きの釣り客はワタシだけ。。。

やっぱり嫌な予感しかしない！



とはいえポテンシャルマックスの三宅島ですよ？

ワンチャンでっかいカンパチ釣れちゃうかも！と自撮り。

目が血走っています。

今回自撮り多めです。。。



船内でビールを飲みながらリールを磨く。

ん〜、この時間がたまらないのよね。

メインはストラディックSW8000HGにサブ用としてツインパワーのC5000XG、おまけに最近ハマっているベイトリールのスコーピオンMD。

なんのこっちゃ？という人のために解説すると、堤防からデカい魚をかける用に準備万端ということです。



朝5時、三宅島の錆ヶ浜港へ到着。

ここからレンタカーを借り、島を1周しながら釣り場を探します。

三宅島には大きな港が3つあり、一番釣果の見込まれる三池港は風の影響で波が被っているせいか門は閉まっていました。

接岸した錆ヶ浜港はしばらく荷物の積み下ろしで入れないので、島の北側にあたる伊ヶ谷港へ。

だ〜〜れもおらん。。。



釣っちゃうよ？ほんとに釣っちゃうよ？

ということでまずはトップを狙ってメガドックを投げる。



カンパチ（の子供）が釣れました。

巨大なルアーには反応がなかったので、60グラムのジグに代えたらこのとおり。

今晩の晩飯ゲットです。

しかしその後反応なく。。。



島のスーパーに立ち寄ってみました。

村に1つはあるスーパーの中でもこちらが一番品揃えが良かったような気がします。

今回はキャンプも兼ねているので買い出しポイントは重要。



島に唯一ある大久保浜キャンプ場にお世話になります。

お世話になったと言っても結局最終日までキャンパーはだれもきませんでしたね。

オーシャンビューなサイトにこれまた久しぶりのヒルバーグ アラック2を張ります。

ソロにはちと大きいですがまぁ車移動ならこれくらいが快適です。



午後は錆ヶ浜港まで戻って釣りを開始するも生命反応は全くなし。

今日はこれで満足かな。



昼間に釣ったカンパチを姿造にしてみたけど、どうですかね？

頭と尻尾を立てるには、その辺に落ちてる木の枝と石っころをワイルドに使うしかない。

衛生面より見た目にこだわる男

カンパチの子供をショゴと言いますが、このショゴでも一人では充分過ぎる量でした。

1日寝かせるともうちょっと身がプリッとするかもね。

アジの開きはスーパーで買ったものだけど脂がのっていてこいつもまた美味かったです。

海の恵みに感謝。



翌朝。

やはりトップには出なさそうなのでひたすら底をとってはシャクってを繰り返して反応を取ります。



釣れまへんなぁ？

釣れない時は自撮りに限る。。。

時折ウミガメが海面から顔をだし呼吸をしています。

今日の海は平和すぎる。。。



試しに噂の三池港へ移動してみると門が開いているじゃありませんか！

港内にそのまま入ってみると工事中で、そこから先に進めそうにありません。

作業員の方に様子を伺ってみると工事はどうやら夕方までとの事。

良い情報が聞けました。



三池港の崖の上、たぶん海面から100メートルくらいあると思いますが、ここの上から釣りをする強者も以前はいたようです。

平政が入れ食いだった年には転落事故もあったとか。

さすがに命とデカ政を天秤にはかけられないよなぁ。



スーパー正大の正大弁当、680円！

おかずに豚、鳥、牛、魚が入っているパワフルなお弁当です。

もう〜腹一杯です。



お昼の後はマイホームの伊ヶ谷港。

地元のおじいさん、おばあさんがサビキで何か釣ってますね。

「おい、そこの釣り人さんよぉ？そんなんじゃ釣れんぞ？」

という視線をビシビシ感じます。

大物一発狙いだからいいんだい



夕まずめの三池港へ。

堤防先端はところどころ波が被っていて足元も結構滑ります。

80グラムのジグでも流されて底を取るのがやっとなので、大潮の日は100グラム以上ないと釣りにならないかも。



おっかなびっくり釣りしてると、また君か！？

逃してあげたいところだけどお土産を持って帰らないといけないので観念しておくれ。

チャンスタイムはとても短く、計2匹のショゴを釣り上げ2日目終了。

明日は朝イチからこの場所に賭けます。



やっぱ外で食べるカップヌードルが1番うめぇわ〜！



寝るためだけにテントを張ってキャンプって言えますかねぇ？？

美しいヒルバーグのテントが泣いております。

数年前からジブンの中の比重はキャンプよりも釣りに傾いています。

だから本当は宿を取りたかったんだけどお目当ての宿は埋まっていました。

キャンプと釣りの両立は体力が結構キツいです。



泣いても笑っても最終日。

制限時間付きの最後のチャンスだ。

日の出とともにルアーを投げられるよう準備し堤防先端に陣取ります。

ここでもトビウオが忙しなく水面から飛び出しては滑空している。

何かに追われているのかもしれません。

それが何か。。。？

答えは。。。。

次回、三宅島に来る時までのお楽しみ！



ということ2泊3日の釣果はショゴ×3匹というなんとも情けない結果に終わりました。

釣れんかったけど島を何周もしていろんな場所で釣りして、やっぱりこの島にはロマンがあるから飽きずにまた来たいと思わせてくれるんだろうなぁ。



帰りの橘丸で1人残念会だ



つまみは正大弁当のおかずで。

さらば、三宅島よ！



自宅にて。

さてお土産のカンパチ2匹をどうしてくれよう？

オーソドックスに刺身？

はたまた塩焼きか、趣向を凝らしてカルパッチョなんてどうかしら？

うーむ、どれもインパクトにかけるな。

そうワタシは見た目にこだわる男！



ここはやっぱりカンパチとマグロとウニの握り寿司しかないでしょ！？

初めてジブンで握った寿司はシャリの感じとカンパチの新鮮さと、スーパーで売られていたちょいとお高いネタのおかげで最高でした。