焚火居酒屋 いざっ東北へ!その2 神割崎キャンプ場

やまP

2015年09月26日 23:20



「焚火居酒屋」旅、2日目も最高の天気。

神割崎キャンプ場で穏やかな朝を迎えます。

聞こえてくるのは遠くのトンビのさえずりと波の音だけ…

時折吹き抜けていく風に身を任せ、コーヒーでモーニングをまったり楽しむ。

うはぁ。。。




この日の朝食は和食。

朝のおかずって悩みますよねぇ?

人それぞれで旅に出る前から一悶着ありましたが、結局のところ焼き鮭、卵焼き、味噌汁、ご飯で落ち着きます。

ところがシャケは甘口か辛口か、味噌汁の具はどうするんだ!?

と、食へのこだわりに異常な執念を燃やす焚火居酒屋。

とりあえずラージメスティンで2合炊きします。

五徳の大きいSOTOのレギュレーターストーブと相性バッチリ。

無洗米で水450ml。メモメモ…



シャケは甘口!



味噌汁の具は豆腐、油揚げ、刻み葱でシンプルに。

腹も満たされ食休み。

このまま二度寝したいところですが、本日は気仙沼〜岩手県の陸前高田市まで足を運ぶので早々に出発します。



その前にここにきて、これを見なければ全ては始まらないでしょう!

名勝「神割崎」



この割れ目がちょうど南三陸町と石巻の境界になっているそう。

ダイナミックな波しぶきを期待してカメラを構えていると…



横からいきなりスプラッシュ!!

油断しているとびしょ濡れですよっ。



神が割ったとされる伝説が残っている。

旅の無事を祈っておきましょう。

さて、そのまま夜逃げ号を志津川方面へ走らせます。

今回の旅の目的…

震災跡を自分の目で確かめに行く。

賛否両論あるかもしれませんが、行くことで微々たる金額ですが被災地の復興支援に繋がるのではないか?と自分に言い聞かせてみました。

キャンプ同日、嵐の宮城コンサートの経済効果は驚きの90億円超…

宮城を頼んだよ!



防災対策庁舎を訪れます。

最後まで避難を呼びかけていた職員さん。

果たして同じ場所に居合わせたら自分に出来たかどうか…

献花台に手を合わせる方もたくさんいらっしゃいました。

鉄骨の骨組みがぐにゃりと曲がっているのが俄かに信じられません。

言葉数少なくその場を離れそのまま国道45号を北上します。

途中、ナビが迷いだすのは新しい道だから。

道路も橋も何もかも津波に持っていかれてしまったんでしょう。

そして車で1時間弱。

陸前高田市の奇跡の一本松に到着。



待っていたのは巨大ベルトコンベア。

津波で市内全域流されてしまった為空き地ばかりが目立っているのですが、縦横無尽に張り巡らされたベルトコンベアで土砂を運び高台を作る工事をしているようです。

奇跡の一本松へ行くにはこのベルトコンベアを迂回する形になるので入口から10分程歩いたかな?



復興のモニュメントとして保存されている一本松。

駅付近は観光地化されていて良いことじゃないか。

悔やまれるのは震災前の状況を実際に見ていないという事。

実感が湧かないのはそのせいだろう。

改めてキャンプ旅を続けようと思う。

色々な場所へ行って帰ってまた戻ってくることに意義があるような気がする。



「ホヤぼーや」がお出迎えしてくれたのは気仙沼市魚市場。

腹が減ったのでキャンプ場に戻る形で立ち寄りました。

さぁ、経済を活性化する為に美味いものをドンドン食いますよ!



過去、何度も回転寿司に大枚を叩いてきた我々。

やはり今回も場内にある高級な回転寿司「いちば寿司」さんへ。



店内の雰囲気からしていい感じ。

回転寿司といっても回転しているのは殆どお客さんの注文分。

厨房をチラッと覗いたところ、ちゃんと職人さんが握っておられた。



取り敢えず昼間っから乾杯!

あっ…

ワタシは運転するのでノンアルで…



まずはオススメの秋刀魚の握りから始まり…



白魚の軍艦巻き!



フカヒレ!



煮穴子!



〆は中トロにぎり!

さすが市場のお寿司屋さん。

新鮮、安心、リーズナブルで言うことなし。

これ以外にもありとあらゆるネタを食い尽くし…



WinnerはT山さん!

寿司14皿、プラス 中生5杯!?

胃が絶好調だったと本人語っていましたが…それ理由になるっ!?

大変おいしゅうございました。



ついでに今晩のバーベキュー食材を物色。

海鮮市場「海の市」で狙うのはもちろん魚介。

残念ながら牡蠣は季節的に手に入りません。

そこで皆が口を揃えてオススメする「ホタテ」を確認します。



特特特大!!(笑)

これは期待大ですからお買い上げ致します。

他にも海老やマグロの柵、塩辛などを購入。

今宵も豪勢な宴会になりそうです。

気仙沼でポピュラーな「モウカの星」は文字通りモウカ鮫の心臓。

売っていましたが、あまりにストレートなヴィジュアルで断念です



基地に戻ってダラダラと宴会の準備。

因みに風呂はここから車で10分ほどの場所にある「南三陸ホテル観洋」で。

目の前にドドーンと広がる太平洋。

大海原を眺めながら入る朝風呂は格別でしょうな?

入ったのが暗くなってからなのでイマイチよくわかんなかった。



後半、食べ物ばかりの画になっていますが、特特特大ホタテはぷりっぷり。

こんな肉厚なホタテ初めて食べたかも?



コリコリのほっき貝と柵は半分にして刺身で頂きます。

辛口の一ノ蔵もドンドンすすんで、幸せやぁ〜〜。。。

これだけでもここに来た甲斐がありましたね。



もう半分の柵はマグロカツに!

ダッチで揚げ物ってすごい簡単でいいっすね。

火加減さえ気をつければまず失敗しない。

料理長如何でしょうか?



無風でしたので焚火を囲って外で宴会。

楽しい時間です。

2日間濃密なキャンプだったな。

この日を決して忘れないよう、心に刻みながら旅を振り返ります。

また今度訪れた時に思い出話しができるようにね。

zzz…



宮城県最終日。



大量のホットサンドと焼うどんを腹をさすりながら頂きます。

3日間、天気に恵まれましたねぇ。

ソロ、ファミキャン時は特に天気が崩れる傾向にあったのですが、メンバーの中で強烈な晴れ男でもいるんでしょうか?

そういえば過去の旅も結構な確率でお天気だな。

東京までは5時間はかかるので早めの撤収を余儀なくされます。



しか〜しっ…

帰りたくない!イスから動きたくない!

時計を見ると10時。

この時点でレイトチェックアウトを決定

日帰り料金でユックリできるしね。

結局、キャンプ場を出たのが2時過ぎだったかな?

このまま帰るのも何なんで仙台へ寄り道。。。



真昼間の歓楽街、国分町をぶらつく。



折角なので老舗のお店で牛タン定食たべますよ。

お客さんも多かったし美味しいんだろうな。

実は3人とも苦手ですが、名物だし…ね?



旅のラストは青葉城の伊達政宗と一緒に…

石巻、南三陸、気仙沼、仙台、とんで陸前高田。

間違いなく焚火居酒屋ベスト3に入る素晴らしい旅となりました。。。



3日間の走行距離 1,081km。

おつかれっした!!


再び訪れるその日には… ぬるぬる牡蠣たべたいねぇ…



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