岐阜の秘境へ夜逃げ 奥飛騨温泉郷オートキャンプ場

やまP

2015年08月17日 01:01



灼熱の東京から夜逃げして奥飛騨へ。

激混みするお盆時期ですが、予約もせず「何とかなるだろう」と気ままにロングドライブです。

何件か回って見つけた深い山間にある、そのキャンプ場は最高の避暑地でした。



お世話になる奥飛騨温泉郷オートキャンプ場。

チェックインはお昼からですが、現地についたのは朝9時。

受付の方に1人である事を告げると、まだ若干の余裕があるようでサイトを眺めさせてくれました。



道の駅「奥飛騨温泉郷 上宝」に併設されている珍しいキャンプ場。

当然物産館やお食事処もあって便利ですね。



美味そうな焼きだんご!

いや、ここは我慢我慢…

天気は晴れ→曇り→土砂降り、それを繰り返してます。

チェックインの時間まで夜逃げ号の中でダラダラします。



空いていた高原川沿いのサイトに設営。

本日はハバハバと小川張りペンタのお手軽セット。

本来、ソロはこうあるべきです(笑)



まずは乾杯!

長旅を終えたカラダに冷え冷えのビールが染み渡ります。



場内1番奥が川沿いサイト。

一段上がった土手の区画サイト、木陰が涼しげな林間サイトと続きます。



川で遊ぶ子供達が居ますが、もっと小さいお子さんにはこちらのプールがいいですね。

向こう側の建物は温泉施設です。



入場ゲート近くにあるレンタルハウス。

飲み物や食材はもちろん、キャンプ用品もかなり充実していました。

なんとソリステも売ってます。

じゃがいもや卵は小分けで買えるのが有難い。



こちらは1番人気と思われる林間サイト。

雰囲気はいいのですが国道に面しているので車の音が少し気になるかな?



色々なサイトが御座いますのでTPOに応じて使い分けて下さい。

川沿いは…暑いですが、予約ナシのソロキャンパーにはここしか居場所がありませんね。



釣り堀、つかみ取りもあります。

これは食材調達するしかないでしょう(笑)



餌はイクラ。

アングラーの血が騒ぐ! ナンチャッテですけど…



入れ食い状態で、あっと言う間に小さな虹鱒が2匹。

釣り堀ですから当たり前ですね。

渓流釣りデビューはいつになるのか?



ちび火君でじっくり炙ります。



更に豚串も炙りますよ。

お昼はこれで腹いっぱいです。



昼寝したあとはお待ちかねの温泉。

温泉は無料なんですが、シャワー代が200円かかります。

露天が気持ち良い。

熱めのお湯ですから長くは入っていられません。



キャンプ場が一瞬紅く染まった。

ヒグラシが鳴く頃、山の向こうに陽が沈みはじめます。

ワタシにとって最高の時間帯。

あんまりお腹へってないですが、暗くなる前に夕食の準備をします。

今回は炭水化物抜きですよ?

なぜなら…



高級飛騨牛を堪能するからっ!

野菜はししとうと椎茸。

それだけで充分。



今回の新アイテム。

新富士バーナーの「レギュレーターストーブ ST-310」

大きな五徳が特徴のこちら。

燃料はコンビニなどで手軽に手に入るカセットガス缶で経済的。



圧力低下に影響されにくく安定した火力を発揮します。

因みにシチューの肉も飛騨牛。

食材にどんだけ金かけてんだ?って話です。



美味いツマミと酒。

焚火にあたり川のせせらぎに耳を傾け酔いしれる。

これが正しい休みの過ごし方…と自負しております。



翌朝は雲一つなく快晴。

普段なら気持ちよく目覚めるところですがカラダに異変…

「かっ…下半身が…熱い!!」

一瞬誤解されそうな表現ですが仕方ないのです…

正確には熱くて、しかもダルい。

昨日の夕方、ブヨに刺されたくるぶしや太腿が大きく腫れて熱を持っています。

免疫力があると過信していましたが、ここのブヨは強力でした(涙)

という訳で楽しみにしていた朝風呂も入れず。

温泉を楽しみに奥飛騨までやってきたのに…

今度はちゃんとハッカ水の準備と長ズボンを履いて来ることにします。

早々に撤収し新穂高ロープウェイに乗ってお山を眺めに。



激混みのロープウェイ。

登山客、観光客入り乱れ。

ワタシはもちろん観光客です。

この足が腫れていなければ…と強がってみます。



しらかば平駅から出るロープウェイはなんと2階建!?

標高をドンドンあげていきます。



2,156mにある西穂高口駅展望台に到着!

凄い人ですね〜!



険しい山が焼岳。

ワタシは行けませんでしたが、先日ブクロ山岳会のメンバーが登頂したお山です。

その隣のなだらかな稜線が乗鞍岳…だったかな?



あぁ…なにが最高って気温が14度なんです。

もう帰りたくねぇ!ここに住む!

でもブヨの毒が全身にまわったのか?フラフラ。



ここから登山道の始まり。

バルトロ担いで今度くるぞー!と意気込んでみます。

火照った身体でソフトクリーム舐めながら再来を誓いました。

キャンプと登山は長ズボン。

今回の教訓でした。


初の岐阜県キャンプ… 白川郷とか行きたかったけどぬるぬる撤退…



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