戸隠古道をゆく その1

やまP

2014年08月18日 01:43


夏休み。うだるような熱帯夜。

暑さにめっぽう弱いソロキャンパーは導かれる様に夜逃げします。

向かうは標高1200mのキャンプ場。

上信越道をひた走り長野県の戸隠に涼を求めます。




本日泊まる「戸隠イースタンキャンプ場」

こちらのキャンプ場は予約不可ですので飛び込みの訪問です。

インアウトの時間も決まっていません。

そのアバウトさが良いんですよね。

着いたのは早朝6時。まだ休んでいるキャンパーも多いはず。

気が引けたのでチェックインは後にして再び夜逃げ号を走らせます。


キャンプ場からクルマで5分。

雰囲気漂うそこは戸隠神社奥社入り口。

創建以来2千年の歴史が鳥居の荘厳な佇まいから感じ取れます。

その先ずっと続く参道。

すれ違う参拝者と気持ちの良い朝の挨拶を交わす。

こちらに来るならば朝早くが狙い目。 じゃないと大渋滞…


参道の中程にある朱塗りの随身門。

くぐる前に一礼。何と無く…


それにしても迂闊でした。

サンダルで入り口から約2キロの道のりは結構ヘビーでしたね。

ちゃんとした靴を履くことをオススメします。


奥社に到着。

天の岩戸を開いた天手力雄命が祀られているそうです。

手を合わせます はぁ〜 ありがたや


こちらは手前の九頭龍社。

水の神、雨乞いの神ということで…今日だけは雨を降らさないで下さい!

時刻はちょうど7時。

キャンプ場に戻りましょう!


参道を戻る途中で気付きましたが、イースタンに隣接する「戸隠キャンプ場」へ続くハイキングコースが。

ただし歩くと結構な距離かな?


受付を済ませ場内に進むと…かなりのテント数!

1人キャンプ難民状態

まだこの時間ですから、早く帰るグループも撤収には時間がかかりそうですね。

1番人気のシラカバゾーンは混雑していて空きそうにありません。

やっと見つけたと思った場所も傾斜がキツかったりします。


シラカバゾーンを諦め、なんとかテントとタープを張れる場所をゲット。

今回新たに3段ラックと…


ラグを導入!

見事、シャレオツキャンパー?に転身しました 自己満足で激写

周りのファミキャンの皆さんからの視線は気にしません!


今回はとても忙しい。

何せ食料調達もこれから。麓の町まで買い出しに行かなければなりません。


ほのぼのとしたJR黒姫駅に立ち寄ると

サイケな木彫りのクマ?がお出迎えしてくれます。


ドーーン! 顔色ダイジョウブ?

どうでも良いですね…

一睡もせず運転していたワタシもこんな表情でした…

頑張り過ぎたかなぁ?

食料を買い込み気付けば既にお昼。

疲れていても小腹は空くもの。

戸隠といえば有名なのは蕎麦ですよね。


今回、戸隠訪問を決めた理由の一つ。

たまたま目にした雑誌で紹介されていた「手打ちそば たんぼ」さん。

店内は地元の方はもちろん、県外から来るお客さんで大賑わい。

ワタシは1人ですので意外に早く席に通されます。 ソロの強み


とろろと山菜の天ぷらの冷たい「ごりやくそば」を注文。

粗めのそば粉でモチモチとした食感。

蕎麦好きは何杯でも行けちゃいます。

まさに至福の時。

満腹になると、身体は正直なもので眠気もピークに。

アァ…テントに戻って早く爆睡したい…


日も落ちはじめる夕方5時。

秋の虫の奏でる涼し気な音で目を覚ましました。


ぬるぬると… その2へ…つづく!




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